SSの英訳

1ヶ月前の話題ながら、せいるさんのところ。もう、金田一先生だって「英語に擬音語はあっても擬態語・擬情語の類いは稀である*1」と説いているのに、よりによって擬態語の雄たる氏の作品を英訳するとは*2、何と挑戦者魂の漲っていることか!
――ということで、一読の価値があります。実際のところ、これはこれで、かなり。

*1:辛うじて「zigzag」が擬態語? ……しかし「zag」には「刃」という意味があるので日本語の「くねくね」や「ギザギザ」のように無色ではない。

*2:「萌え」を書くのに「さらさら」も「そわそわ」も「どきどき」も使えないという制約もさることながら、何より、和製の萌え創作は「ぱふぱふ」「ぷにぷに」「ふるふる」と擬態語を捏造発明しながら発展してきたはず。英語にはそういう言葉のカテゴリ自体がないのだ。や、別に「擬態語」が存在しない、という訳ではないらしく。この点、翌日補足(2005-07-05)。