歴史を、ひとつずつ

かのこん期間の終わる前に、色々便乗して過去の私的傑作を振り返ってみる。感想人2%の評価傾向を晒す意図もあり。

第1回「『集い』」JIMMYさん
とにかく空気と勢いが最高だった爽快作(順位が奮わないのも理解できるけれど)。第2回に出した自作は明らかにこの作品の影響を受けている。
第2回(短)「アーティスト」Revinさん
目立つ作品ではなかったけれど、シチュエーションと会話のセンスに惚れ込んでしまった。作者がRevinさんだったことを今になって知る。
第2回(中)「女王陛下と騎兵隊長」Vis de Manaさん
何はさておき、戦記な展開が格好良かった。チェックメイト。感想欄で「鏡の国」とか電波をかましてしまった覚えがある。
第3回(短)――
残念ながら、力を入れて読めなかった回。パス1。
第3回(中)「13月になれば君に贈りたいものがあるんだ。」最中さん
上に挙げた「『集い』」とは全く別の種類だけれど、やはり空気と勢いに打ち負かされた麻薬作。繰り返し読むほど中毒性が増してくる。
第3回(超短)――
自作が一番だと思っている<親バカ。パス2。

というか、Ryo-Tさんの日記*1を拝見して北村薫のあの一節が浮かんだ――機会を失った。となればもう今更、口を開けない。ますます――一人ぼっちになり、自分の殻の中に閉じこもった。――「秋の花」(創元推理文庫
……それ、私です。

*1:id:ryo-t77:20050622:p1