紹介文欄の使い方を考えてみる

1ヶ月くらい前にぐるぐる考えていたもの*1。一応、投稿〆切まで伏せておいた。たくさんリストアップして自作に迷彩を掛ける作戦。

  1. 数語のキーワードでジャンルを公表してみる――これまでの企画と同じもの。下手に意表を突くより安全かも。
  2. とりあえず「全米No.1」――文庫本の帯みたいなもの。類義語:「全米が泣いた」「茶川賞受賞」「インド人もびっくり」「ゾウが踏んでも壊れない」
  3. 有名人の推薦文を載せてみる――文庫本の帯みたいなもの。あからさまに捏造だとなぁ……
  4. あらすじを載せてみる――文庫本の背表紙みたいなもの。濃い目のSFが書けるかも。
  5. 登場人物一覧を載せてみる――文庫本の表カバー折込みたいなもの。人物関係の複雑な推理モノが書けるかも。
  6. 著者紹介を書いてみる――文庫本の裏カバー折込みたいなもの。名前を出すのはルール違反なので、書き手のスタンスや趣味を晒すとか。感想書きとしては、実はこういうのがありがたいかも。
  7. 目次を載せてみる――文庫本の3ページ目みたいなもの。短編だと無意味かなぁ……
  8. 献辞を載せてみる――文庫本の6ページ目みたいなもの。例えば「この作品の完成を心待ちにしていた親友A君へ」だったら低得点を付け難いかも。
  9. 世界設定を説明してみる――Web小説の表紙で稀に見かける形態。複雑なことを書くと読み飛ばされるかも、というリスクが。
  10. 見所の台詞を抜き出してみる――Web小説の表紙で稀に見かける形態。自分でやると恥ずかしいかも、というリスクが。
  11. 作者インタビューを載せてみる――「――なぜ、この作品を書いたのですか?/作者『空が青かったから』/――内容が少し難解だと思うのですが?/作者『理解できない奴が悪い』/――読者に一言。/作者『俺は神だ』」
  12. 作者からのお願いを載せてみる――「ま あ こ こ は ひ と つ 黙 っ て 10 点 を 付 け て は く れ ま い か」
  13. 「感想は甘口でお願いします」――コメントは賞賛の嵐なのに平均点が2点、みたいな。
  14. 自作をけちょんけちょんに貶してみる――意外と狙い目かも。罵倒放言で人目を引き、「実はそれほど悪くないじゃん」というギャップで得点を奪取。
  15. 縦読みを仕掛けてみる――2chで良く見かける形態。気付かれないと寂しい。
  16. 無闇に巧いAAで華麗に飾ってみる――通常は1行に潰れているので意味不明、「続きを読む」と絵がむくむく起き上がってくるという素敵なギミック。
  17. おもむろに「続きを読む」で犯人を明かす――多分、超高難度の技。素人にはお薦めできない。
  18. まったく無関係なことを書いてみる――これは……完全にダメだろうなぁ。ナンセンスは難しい。深読みすれば仄かに関連が浮かび上がってくる気配! というのもリスクが高い。
  19. テーマソングを作詞してみる――ポエムは痛いけれど、映画「耳をすませば」みたいに作中で歌ってみたりすればひょっとして……
  20. 当局に検閲されてみる――紹介文欄が■■■■になって■■■■■■だったりすると、期待を煽れるかも。伏字掲示板みたいに。
  21. ○○に入る言葉を当てて下さい――ヒントは本文の中に! 答えの分かった方は感想欄へ! 正解者には粗品を差し上げます! どう見ても贈賄です!
  22. にゃー、にゃー、みぃ、みぃ――猫語みたいなもの。とても可愛い。
  23. (紹介文なし)――「無題」(紹介文なし)くらいまで徹底すればアリかもしれないけれど……折角の容量を使わないのはもったいない。
  24. (紹介文なし)と見せかけておいて「続きを読む」と凄いことが書いてある――ウィルスメールの添付ファイル名が「重要なお知らせ.txt        .exe」だったりするようなもの。

*1:――多分平気だと思うのだけれど、このリストのせいで採点にバイアスが! のような可能性が発覚したら後から記事を伏せるかもしれないです。