男性は解決を、女性は共感を求める、の件について

しばしば議論の俎上に載る、何を期待して相談を持ちかけるかという問題。一般的には、こういう結論：

男性は問題の解決を求めて、斬新なアイデアの提示を期待している。
女性は理解と共感を求めて、「分かるよ」の一言を期待している。

必ずしも性差に由来する違いではないと思うのだけれど、確かに実感としてそういう傾向はある。
ただ、性別を問わず、第3のパターンがあるんじゃないか、とも思う。単に、背中を押してほしくて相談する場合。承認というか、きっかけを求めている。○○すれば良いのは分かっているけれど、それでも「○○しなさい」と指示してほしい、というパターン。だから、上の例に対応させると、感性ではなく実際的な論理を期待しているという点では男性の相談に近く、期待する回答の内容があらかじめ決まっているという点では女性の相談に近い――そういうの。