google:"メイド喫茶"]、[google:"執事喫茶"

某所より。現在はそれぞれ113,000件、132件。いつか両者の拮抗する日が来るんだろうか。静かに推移を見守っていきたい。
しかし、後者には障害が多い。まず、1軒の家に何人も執事がいるのは変だ。や、実際には何人いても良いのかもしれないけれど、お約束として一人だ*1。さらに、前者では「妹の日」「猫耳の日」「世話好きの幼馴染みの日」などの企画が可能なのに対して、ロマンスグレーである後者には「弟の日」「猫耳の日」「憧れの生徒会長の日」などの企画は難しい。おまけに、後者は既存の業界と競合する。「忠実」「有能」「寡黙」かつ「茶を淹れてくれる店」となれば――そう、喫茶店*2マスターのステレオタイプそのものじゃないか。

*1:「忠実」で「有能」で「寡黙」で、何より「犯人じゃない」人物が何人もいたのではストーリーが盛り上がらない。

*2:繁華街から少し離れた場所にあり、品の良い店構え、客はいつも疎らで、静かにジャズが流れている。