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風見さんの日記*1によれば、高く評価する作品には「書きたい」と「書けない」の2種類ある、とのこと。こういう視点の全く出てこない私は、やはり「書き手」に分類される人間じゃないのかなぁ、と思う。
――と、私の場合の「2種類」は(強いて分けるなら)「爽快だった」と「心に染みた」。前者は構成の妙、後者はキャラクターまたはシチュエーションの妙……や、ちょっと違う。前者は新本格ミステリ、後者は日常系ミステリ……これもちょっと違う。前者はアクの強いおはなし、後者はソツの無いおはなし……やはりちょっと違う。前者は再読したくならず、後者は再読したくなる……段々近くなってきた。前者の二番煎じは低い評価、後者は二番煎じも高い評価……うーん、これか?

*1:id:yoshi-kazami:20050511:p1