2006-12-21から1日間の記事一覧

レイナルド・アレナス「夜明け前のセレスティーノ」(国書刊行会)*6

――長編。作中を満たす奇天烈なビジョンが幻想なのか暗喩なのか、巻末の解説を参照すれば色々と解釈できそうなのだけれど。難しいことは考えず「そういうもの」として楽しんだ。ミステリ向けの論理脳を捨て、SF向けの科学脳を捨て、ファンタジー向けの幻想脳…