思い出せない何かの正体を尋ねることへの危惧

日々を生きていると、「確かにむかし耳にした/目にしたことのあるネタなのに、それをどこで知ったのか思い出せない」ということがしばしばある。皆に尋ね回ればだいたい解決することが分かっているのだけれど、万一その出典がとんでもないモノだったら――という不安が脳裏をよぎりおいそれと質問することができない。例えばそのネタが30年前の流行語だったら「オマエ年齢サバ読んでるだろ」ということになるし、逆に最新の幼児番組の合い言葉だったりしたらやっぱり「オマエ年齢サバ読んでるだろ」ということになる。その程度ならまだマシな方で、例えばヤバい宗教の戒律だったり発禁ロリペド漫画に出てくる台詞だったりしたら「どうしてアナタはそんな言葉を知っているんですか」もはや社会的に死んだも同然だ。思い当たるフシが若干あるだけに始末に負えない。出典がマイナーなブログだったりして「おお、同志よ」意外な仲間が見付かるかもしれないけれど、田山花袋あたりの微妙な文豪だったりすると同志が現れたとしてもなかなか複雑な気持ちになるに決まっている。だから訊けない。しかし気になる。ど う す れ ば い い ん だ――ということで、早速ですがここで質問します。↓のようなネタをいったい私はどこで聞いた/読んだのでしょう。

  1. 「キミは喋りすぎだ。うるさい。思ったことを何でもかんでも口に出すのは止めろ」「ハァ!? なに言ってんの、思ったことを全部喋っていたら1日が100時間あっても足りないわ」的な感じの会話。
  2. 「部屋を掃除していると、どうしてこんなところに!? という場所から陰毛が出てきます。陰毛というヤツはいったいどのようなメカニズムでこのように節操なく散らばるのでしょうか」的な感じの疑問。

――とりあえず、この2件を。よろしくお願いいたします。