きっかけとか*1
SSという存在に触れたのは、多分、葉系が最初。りーふ図書館*1や、今は閉鎖されてしまった投稿サイト*2にあった作品はほとんど読んだ。それからアリスの図書館を読み通したり。興味が鍵系に偏ってきたのは美汐祭りがきっかけ……だったような気がする*3。
私的に不思議なのは、読み漁った中では鍵系だけ特出して「書き手側に回ってみよう」という気分にさせてくれたこと。えらく巨大でアクティブなLinksのおかげで敷居が低かった、という理由があるのか、ないのか。
――で、後は皆さんご存知の通り、良くも悪くもこんぺの時代になる。界隈の話題がこんぺを中心に回り、こんぺが人材を繋ぎ止め、新顔さんたちはこんぺからデビューし、私はこんぺで作品を読み感想を書くようになった*4。過去を振り返るというテーマからは外れてしまうけれど、ここで注目したいのは「いたちんさんの最初のこんぺに出場していて、先日のかのこんにも参加している」息の長い書き手さんたちの存在。ここであえてお名前を挙げることはしないけれど、そういった方々は「こんぺとは何ぞや、創作とは何ぞや」のような議論とか「あなたのご趣味は何ですか」のような雑談からは一歩引いた位置から淡々と二次創作そのものを楽しんでいらっしゃる、という印象を受ける。ベテランだけれど「重鎮」ではない、というか。そんなバランス感覚が長続きの秘訣なんだろうなー。