はだしのゲンの想い出

驚くほど古い話題ですが、仮面の男さんの日記より。「はだしのゲン」といえば、幼い頃*1、自宅のビデオテープラックに入っていたVHSを観てしまった記憶があります。何度か観たことがあるような気もするのですが、あれだけインパクトのある映像ですから実際には1回きりだったかもしれません。
――で、不思議なのが、「ゲン」と聞けば誰もが思い出す件のドロドロしたシーンよりも鮮明に覚えているシーンがあること。竹やぶ+バラック+赤ん坊のミルク缶が云々というシーン*2。これも悲壮感漂う一幕には違いないのですが、赤黒くないシーン*3を強く覚えているお陰で、幸い「ゲン」が私のトラウマになることはありませんでした。
とまれ、「はだしのゲン」を感受性の強い少年少女に観せてはいけないというのは確かだと思います。エロもバイオレンスもある程度なら構わないと思いますが、「ゲン」だけはダメです。青少年に与える悪影響:エロ<バイオレンス<<<<(超えられない壁)<<<<ゲン。

*1:多分、小学校入学前か低学年の頃。

*2:本当にこのシーンが存在するのかどうか、今となっては自信がありませんが……

*3:「赤黒い」「ドロドロ」――とにかくこれが、「ゲン」について当時の私が(竹やぶ以外に)認識したすべてです。