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とても眠くて3回寝たので、3回分の夢を記す。

人類滅亡の危機だった

多分、宇宙人の襲撃か何か。エイリアンというよりオーバーロードな感じ。オーバーロードなのに激しい光線で攻撃してくる。私は一生懸命走っていて、襲撃をどうにか逃げ切れている*1。場面がめまぐるしく切り換わり――色々な逃げ方のコラージュ――辿り着いたのは神社っぽい場所。恐慌から静謐への転換。わびさびみやびな趣きの建造物とある程度の広さの庭園がある。白い砂利道、池、灯篭。夢の中で、この場所には良く来る*2。神社っぽいと書いたけれど、そこには鳥居がなく、鳥居のあるべき場所にはエレベータのドアが並んでいたり、寂れた駅前のバス停に繋がる回転扉だったりする。しかし、そこが神々しい――決して神聖ではない――場所だということは知っている。そこには塔がある。地上高く、地下深く伸びる古代のタワーだ。塔の構造は一定ではない。地下部分を土に侵食された巨大石造建築のこともあるし、地下はラピュタの中枢のような素材で地上はブレードランナーばりのサイバーパンク鉄骨だったりもする。複数の階をまたいで移動するワープの機構が入り組んでいて、内部はさながら迷宮だ。構造だけでなく、内部の風景も夢の回によって大きく異なる。炭鉱だったりメタルギアだったりチャンのバベルの塔だったりクレイマンのパズルだったりする。今回は、香港マフィアの本拠地ビルみたいな建物の高層階から窓の外へ目を向けたあたりで目が覚めた。

総合体育館のメインフロアのような

巨大空間の観客席に当たる階段状の部分、そこが書棚の所狭しと並んだ古書店だった。古書店とはいえメインの商品はコミック。あなたはどこのブックオフですか。眼下のフロアでは何やら厳かなミサ系のイベントが行われていたような気もするけれど、良く覚えていない。ブックオフの部分から直接屋外へ出られる構造だったのだ。外には異様に長い階段があって、降りると広大な駐車場に出る。でも、駐車場に辿り着く前に意識が途切れた。

多数の伏線が巧妙に配置された意欲作だった

金曜ロードショーで長編ルパン三世を観ていたら途中からファンタジックで神々しい演出大全開のバトルになっておかしな雰囲気。すべてが腐り落ちる死の煙――腐海みたいな何か――に世界が覆われていって、五衛ェ門や不二子が腐りかけるのだけれど、どこからともなく埴輪みたいな形で煙を切り裂く空気清浄ミサイル――コスモクリーナーみたいな機能――が飛んできて世界に光が差し込んだところで唐突に番組が終わりっぽい雰囲気。「????」と思っていたらスタッフロールの最後に「提供 ****」と某宗教法人のクレジットが出る。思い返してみれば、それっぽいネタが随所にあったなー、という。これは怖い。ちなみに、スタッフロールの挿絵は三日月の上にルパン三世がルパンダイブで飛び付いている*3という構図のパラパラアニメだった。

*1:夢の中で死なない理由は、夢の中で私は主人公である+主人公は死なない=夢の中で私は死なないという三段論法によって簡単に説明できる。

*2:逃げている最中に良く遭遇する風景は、鉄塔(警報を鳴らすための櫓)、階段(とても長い)、山頂(崖っぷち)、中学の校舎、大学の敷地、ディスカウントショップのように過密陳列されたデパート――衣類の代わりに大量の布地を卸している衣料フロアは明るく、家電のフロアは一転消灯していて発光ダイオードの群れが瞬き、常軌を逸して奥行きの深い書店フロアの棚は低く、非常階段は秘密の地下通路に繋がっている。これら架空の風景には夢の中で複数回迷い込んだことがある。

*3:イメージとしてはペーパームーンASIN:B000176O8E)のパッケージを想像してほしい。