こんぺCGI+トラックバックという空想

得点入れたら後はそれぞれ自分のページで語れというおはなし。いっそ、こんぺCGIトラックバック受信機能を持っていたらどうかなぁ、と考えた。作品ページのそれぞれに、ブログなどに書かれた感想一覧が付属する形で*1
メリットは:

  • 一回の感想付けで、作品ページではその作品へのコメントを、各人のブログではその人の書いたコメントを一覧できるようになる。
  • 読者のサイトへのリンクが張られるので、作者は気になる感想を付けた読者の人柄を窺い知ることができる。読者は自分のサイトの閲覧者が増えて嬉しい。
  • トラックバックでは要約を送信して誘導しつつブログに長文の批評を載せる、といった使い方の可能性が広がる。

デメリットは:

  • 改造/新規開発、いずれにしろCGIの機能を増やすのは面倒。
  • 自分のサイトを持っていない人へのサポートが必要。
  • 現状だと、トラックバックの送り方を知らない人が多いかも。

全然関係ないけれど、界隈でトラックバックがあまり使われないのは相手のサイトを無遠慮に汚したくないからかなぁ、とも思った。トラックバックは自分のサイトと相手のサイトを勝手に繋げてしまう技術で、相手のサイトにとって自分のサイトは異物。無意識のうちに日記を「創作」だと捉えている、という自覚は割とある。二次創作が起点とはいえ、やはり創作は侵し難いモノだから。
Trackbackで感想を収集するという考え方――そういえば、私もオンライン小説友の会トラックバックしたことがあったなぁ、と思い出しつつ。確かに、採点のことを考えると煩雑になりますね。「タイトルに点数を含める」みたいに珍妙なルールを決めれば不可能ではないと思いますが、そこまでしてトラックバックを使い倒す意義は薄いかもしれません*2
あと、界隈の体育会性については目から鱗。確かに、畏れ多いぜ! という意識がなければ先日のいなばうあーに合わせて「トラックバック機能希望!」とか「コアCGIがあればトラックバックプラグイン作り放題!」のような記事を仕立ててトラックバックを打ったかもしれません。空気を読めない下っ端一号として、今から打ってみます*3

*1:はてなを使っていると気付きにくいけれど、トラックバックでは本文の要約を送り付けることができます。数百字のコメントなら全文入ります。

*2:自分の採点手順だと「読み終えたらその場で得点だけ付けて、後から感想をまとめて一括編集する」ということが多いので、そのあたりの二度手間には思い至りませんでした。

*3:――と、思ったけれど。あちらの記事から既にこちらの記事へのリンクを張っていただいているのでトラックバックの意味ねー! 申し訳ありません。私はトラックバックspamを打ちました。