素直の難しさを理解するに至る妄想

想像(というか、期待)するにツンデレのストーリーは:

  1. 基本的に相手が気に入らないのでツンツン=真性ツン10【序】
  2. 心の中では好意を自覚しつつあるけれど態度はツンツン=真性ツン5:仮性ツン5【破】
  3. 紆余曲折を経て、ときどきツンツン解除=仮性ツン9:真性デレ1【急】

……何となく一般の認識よりツン率が高いような気もするけれど、概ねこんなイメージじゃなかろうか。あ、仮性ツンというのは「べ、別にあんたのために――するんじゃないんだからねっ」のことです。
で、素直クールの場合は(思い違いかも)こんな感じだと思う:

  1. 基本的に相手が気に入っているのでストレートに=真性ストレート5:惰性ストレート5【序】
  2. 小さなきっかけから自分の心情や態度に疑問を持ち始める=惰性ストレート9:悩み系1【破】
  3. 紆余曲折を経て、悩みを乗り越えて怖いモノなし=真性ストレート10【急】

強引な決め付けをしてしまったけれど、それぞれのストーリーが上の通りだったとすると……確かに、前者はビジュアルやアクションで態度の変化を演出できるのに対して、後者はあくまで内向き。女性一人称に向く性格付けでもないし、事件や脇役を注意深く配置して細かく表現していくしかなさそう。相当レベルが高い。