こんぺについて、どうあるべき、という主張はないのだけれど、ただ――

  1. こんぺというルールそのものが割と特殊な文化を形成している*1ということ。
  2. そのルールは特定ジャンルのSS競作イベント以外にも適用されうる汎用性を持っているということ。

考え合わせると、「こんぺの間口を広くする」というのはこの界隈に人を呼び込むことを意味すると同時に、外の世界へ「こんぺ」という遊び方を拡散させていくことも意味しているのかな、と思う*2。とすると、なかなか楽しそうな未来だなー、という楽観論。

*1:作者名を伏せて採点・順位付けするところとか、小難しい集計方法を採用しているところとか、公開感想が大きなウェイトを占めているところとか、なぜかずっと踏襲されている「修正・取り下げは1ヶ月後から」という取り決めとか。

*2:少なくとも、こんぺはもはや旧来のエロゲプレーヤのためのルールじゃない。一方では、明文化されていない不文律のせいで頭でっかちになってもいるのだけれど。