今回は引っ張ります>おねこん

先日も書いた通り、個人的に「当たり」な企画だったので。こうなると、無理にでも投稿したかったなー、と少し……確実に下から五指に入るだろうけれど。で、10点は3つ付けた。普通に感想も書いたけれど、ここでも語る:

deracine[デラシネ]:――
唯一、作者さんの見当が付いた。氏の作品は一読では分からないことが分かっているので、おもむろに3回読んだ。後日さらに再読したけれど、まだ読み残しているような気がしている。
はねっかえり娘の――
だって、可愛かったんだもの……や、元々広瀬派だった訳じゃないですよ?
忘却の青、――
何が凄いって、「あの坂をのぼれば」の少年は結局最後まで海に辿り着けなかったはず。彼はただ白い鳥と青い空を見て、潮騒だけを聞いている。なのに、光のない世界に住んでいるはずの彼女が「海を観た」。それが第一の衝撃だった。皆、本当は海に辿り着いているのに気付いてないだけなんじゃないか、と。やがて物語は終わり「山の彼方」に対してひとつの答えが出る。それは「青い鳥」のようでいて――って、ほとんど妄想読みだなー、これ。というか、国語の教科書に載ってた杉みき子を覚えてる人ってどのくらいいるんだろ。

結果一覧を拝見すると、作者さんの中に新しい人も古い人もいるみたいだし、これからも楽しみだなー、と。残念ながら以降は全感想とか無理だと思うけれど、それでもフォローはしていきたい。割と中毒気味。とまれ、すべての参加者さんたちにお礼を。