大槻ケンヂ「くるぐる使い」(角川文庫)*8

短編SF5編+糸井重里との対談。押し入れの奥から出土したので数年ぶりの再読。電波と宗教の入り乱れたヘンテコな世界の醸し出す妙な衝撃は初読の頃のままだった*1。あと、綾辻行人とのファーストコンタクトは水車館の殺人ではなくこの本の解説だったということが判明したので認識を修正。

*1:とはいえ、電波に宗教とくれば「雫」の元ネタだと巷で噂の「オモイデ教」なのに、こちらは押し入れの中に見当たらない……地層が違うのか?