国際交流基金「おたく:人格=空間=都市」(幻冬舎)*4

巷で噂の愉快なカタログ。付録の冊子本誌の方には割と真面目な評論めいたモノが載っていたりする――と、思わせておいて本文もネタだった。(左より)・キャロル『鏡の国のアリス』のテニエルによるオリジナルの挿絵より・ディズニー映画『不思議の国のアリス』のセル画より・ゲーム『はじめてのおるすばん』(ZERO)より*1……や、3番目のそれはただのコスプレだってば。
――とまれ、日英伊3ヶ国語の対訳*2になっているので、語学教材としても……多分、「もえたん」よりは。というか、何を考えてこんなモノを「読書」カテゴリに入れているのか>自分

*1:それぞれ「ヨーロッパ」「アメリカ」「日本」のアリス、とのキャプションあり。「19世紀」「20世紀」「21世紀」のアリスでもある。

*2:単純な対訳ではなく、想定読者に応じて適宜補足が加えられている。手塚治虫Osamu Tezuka, creator of Tetsuwan Atom (Astro Boy), Hi no Tori (Phoenix) and many other famous seriesとか。