ロバート・A・ハインライン「夏への扉」(ハヤカワ文庫SF)*8

世のなべての猫好きにこの本を捧げる――SF長編。これまでSFはあまり読んでこなかったので*1、今頃になってSF史に輝く名作に触れる。しばらくはこのジャンルに傾倒しそうな気配。ただ、「訳者あとがき」を先に読んでしまうと、ミステリ的な謎をさらりと種明かしされてしまうので注意。推理小説では考えられないネタバレっぷり。福島正実訳。

*1:読んだことがあるのはアシモフの「神々自身」と星新一の「おせっかいな神々」くらいだ……って、我ながら「神々」になにかトラウマでもあるのだろうか。