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タイトルで拾い読みしてます>ろりこん。企画の主旨が主旨だけに、作品から迸るパッションを受け止めるだけのキャパシティに欠けた*1私などは参加者、採点者として著しく不適だと思うのですが。せっかく読んだのでコメントだけは残しておきたいなぁ、と。えーと、名指し批評ありですよね*2……?

  • 01……救いがたい馬鹿だ(良い意味で)。専門用語(?)が多くて意味が良く分からなかったりもしましたが、おはなし自体はとても読みやすくてリズムも良好でした。あ、内容からすると「バッカスwwww」みたいなコメントの方が良いのかな。☆☆☆。
  • 04……うーん、このおはなしの雰囲気からすると、関係ないパロディネタは浮いているような……。☆。
  • 05……中盤、「僕らが気付かないだけで、――」のような論理で物語をファンタジーに引き込んでいく流れはかなり好きです。ただ、ファンタジー以外の部分は逆にリアリティがないというか、印象が薄いのも確か。良くも悪くも「こんぺ」的な作品。☆。
  • 10……のほほんとしていて、とても好みです。冒頭の台詞も素敵ですが、ラストの終わり方がダラダラしていなくて爽快。深読みすると、「物語の広がり」への期待が「少女の未来に広がる可能性」を想像させる、また逆に「少女の未来に広がる可能性」への期待が「物語の広がり」を想像させる、という明るいスパイラル。☆☆☆。
  • 12……メッセンジャーサウンド「カッコー♪」に思わず懐かしい気分に。☆。
  • 13……携帯で文字を打って見せるくらいなら、携帯で喋っている振りをして口頭で話せば良いんじゃないかと思ったんですが……ああ、直接会話はできないのか(そういう仕様って、幽霊モノとしては常識なんですか?)。続編がありそうな感じで期待大です。☆☆。
  • 15……救いがたい馬鹿だ(良い意味で)。すっとぼけた調子の端的なシチュエーション。大好きです、こういうの。でも、オチが物足りないかな。あと、地の文が凄く読みにくい、特に序盤。☆☆。
  • 17……うーん、上手く説明できないのですが、キャラクターやシチュエーションにどうしても魅力を感じられませんでした。「ダージリンのストレート」とか、凄く間抜けな気がしませんか。もしヒロインの外見がちんちくりんの座敷わらし風味だったら私的には佳作でしたけれど。☆。
  • 23……評価不能(原作を知らなくても楽しめるんじゃないかと信じて挑戦してみたのですが、無理でした)。や、講談社はWeb上の二次創作に厳しいみたいですけれど*3、大丈夫ですかね、これ。問題ないとは思いますが。――。
  • 24……こ、困ります。4コマ漫画の3コマ目までを見せられても……。☆。

随時、追記する予定。というかアレです。やっぱり、保守派の私としてはロリの正統は精神的にネチネチくるヤツだと思うんです。明るく楽しく足蹴にされるとか「お兄ちゃん☆」とか、そういうラノベエロゲテキストはちょっと違うよなー、と。や、保守派といっても、キューブリックをDVDで観ただけでナボコフは読んでいない有様ですが。

*1:初心者です。具体的にいうと、夏への扉のリッキイがギリギリのラインです。

*2:ブログで名指している方が見当たらないので一応確認。

*3:http://shop.kodansha.jp/bc/copyright/